ぽかぽかした陽気が続いていますね!
4月8日(水)の午後、新しい掃除方法の講習を行いました!
ユニバでは週に2回、帰る前に皆で掃除を行っています。
今回、ある出来事がきっかけで、お掃除の仕方を大きく変える清掃場所が出てきました。
先日ユニバ利用者のAさんが、ある会社の清掃業務の面接を突破し、就職がかかった実習に行くことになりました!
Aさんは、はじめてのことに戸惑いがあったり、覚えるのに時間がかかってしまうなどの特性があります。
Aさんは一生懸命お掃除の実習に取り組みましたが、
ユニバで使ったことがない「見たこともない道具」が次々と登場…!
そして、ユニバよりも細かな手順でのお掃除を短期間に覚えなければなりませんでした。
今回の実習で、企業から「様々な道具を扱うことができる即戦力」が求められているということが分かりました!
担当していたスタッフの中井さんは、
「たくさんの障害者の方を雇われている会社だったので、楽観視してしまっていたところもあったと思います。
ですが、実際には障害者の方にとって高いレベルのものが求められるということを、改めて感じました」
と思われたそうです。
これまで最前線で利用者の就労支援を行ってきた中で、「障害者雇用であっても、面接の段階から厳しさが増している」ということを感じてきた中井さん。
今回のAさんの事例もあり、「もっとユニバにいるうちから、企業に近い形式で慣れておく必要がある」と考え、
「週2回あるお掃除も、企業でのお仕事に近い形式に変えてみよう!」ということに!
そして、掃除の手順が大きく変わるため、事前講習を行うことにしました!
講習はスタッフの濵口さんが担当しました!
スライドでの説明の後、実際に濵口さんがお掃除を実演してくださいました。
最初に、これまで窓ふきペーパーで拭くだけだった「玄関のガラスドア」掃除!
今回からはペーパーを廃止し、完全に新しい方法に変わります!
水をしぼった雑巾で拭いた後…
「スクイージー」という道具が登場!
皆さんはこの道具、どう使うかご存知でしょうか?
上から下へ動かし、ガラスについた水を切っていくことができる道具です!
こちらは、今までユニバに無かった道具です!
利用者Aさんが実習先ではじめて出会い、戸惑った道具のひとつでもあります。
スクイージーの後、水滴を乾拭きします!
内側の掃除が終わったら、外側も同じように清掃します。
そして、後片付けをします!
雑巾用の汚れた水は、商店街の排水溝(赤い矢印のところ)に捨てます。
ユニバからちょっと歩きます!
バケツをユニバですすいだ後、雑巾を外に干して完了です!!
そして、次は「玄関の床」のお掃除!
最初に、床にあるマットなどをどけないといけませんね。
傘立てなども外に移動させます!
そして、これまでは「掃き掃除」だったのですが、こちらも掃除方法が新しくなりました!
モップを使います!
モップの水切りバケツに、2リットルのペットボトルにくんだ水をドバドバと入れていきます。
なぜペットボトルなのかというと、ユニバにあるシンクはとても小さく、バケツが入らないからです…!
モップは、水拭き用と、空拭き用の2本あります。
バケツのペダルを踏んで、水につけたモップの水を切っていきます。
モップとバケツは、外部の清掃訓練では使われていますが、ユニバにはありませんでした。
モップは全体を絞ったあと、先端のほうをグーっと何度か絞るのが重要だそうです!
けっこう力がいります!!
そして、水拭きした後、乾拭き用のモップで水滴を拭きとります。
玄関は狭いので、すぐ終わるしとっても楽!…と思いきや、片付けが大変だそうです!
先ほどと同じ場所に汚れた水を捨てて…
2本目のペットボトルで、水拭き用の汚れたモップを洗い、しぼります。
これをキレイになるまで繰り返します!
水道・排水溝が近くにないため、重い道具を持って運んで洗う必要があります。
なかなかの重労働です…!
道具の片付けが終わったら、傘立てなどをもとの場所に戻して終了です!
最後に、トイレの掃除です!
トイレの掃除は、順番が大切!
基本的に「上から下」へ、汚れが少ない箇所から汚れの多い箇所へと掃除していくのが重要です!
便器のタンク、ふた、便座…というふうに進めます。
汚い場所から掃除してしまうと、病原菌などが塗り広げられてしまいます!
こちらも濵口さんが実演してくださいました!
トイレ掃除には新たな道具は出てきていませんが、清掃の順番がとにかく大切です!
そして、トイレ掃除については「清掃検定」というものが実施される予定となっています!
こちらの検定をクリアすると、さらに企業でのお仕事に近い清掃方法を伝授していただけるそうです…!
もともと、トイレ掃除は「汚い」「大変」というイメージがあるためか、利用者の方も「嫌だな…」「自分はやりたくない…」と避けがちな雰囲気が、スタッフから見て少し感じられる時がありました。
そのため、いきなり本格的な掃除ではなく、まずはこれまでと大きくは変わらない形にし、「検定」という形を取り入れていくことになりました!
「自分は掃除の仕事は希望していないし、関係ない」と感じている利用者の方も、ぜひ「とりあえずやってみるか…」という感じでもOKなので、少しずつ覚えていってみましょう!
私も過去に事務で就職したはずが、時々「掃除」の時間があり、外部の施設を清掃にしに行かないといけない予想外のお仕事もありました…!
意外と「あの時の経験がこんなところで!」と役に立つ時がやってきます!
日々の小さなお掃除ですが、少しずつ経験を積み重ねていきましょう!!
