職員研修(7月)が行われました!

本格的に暑くなってきました!

 

7月10日(木)に、ユニバの各部署のスタッフが集まり、職員研修が行われました!

今回は、『障害者の虐待防止』がテーマです!

皆さんは、『障害者への虐待』というと、どんなことを思い浮かべますか?

 

最もイメージしやすいのは、「叩く」「殴る」といった身体的な暴力かもしれませんね。

その他にも、性的虐待心理的虐待経済的虐待放棄・放置(ネグレクト)といった虐待があります。

代表的な虐待の大きな事件として、津久井やまゆり園の殺傷事件があります。

 

当時、事件や犯人の動機を知ったユニバの利用者の方も、とても大きなショックを受けたり、動揺されていたそうです。

 

またその当時に特別支援学校で勤務されていたスタッフ市村さんは、「「施設が安全とは限らない」と保護者の間に強い恐怖が起こっていました」とお話されました。

ですが、このように事件で大きく報道されているものだけが虐待では無いこともあります。

就労移行支援に関係するものだと、

  • 利用者の意見を聞かずに、進路を一方的に決めてしまう
  • 「ここ(施設)にいられなくなるよ」「追い出すよ」などと脅す
  • 「これができたら〇〇させてあげる」など、交換条件を出す

などが虐待に当てはまります。

「意外と、普段の支援や指導の延長で虐待が起こる可能性がある」というお話がありました。

職員向けの虐待セルフチェックリストにも全員で取り組みました!

皆さん、「うーん」と悩みながら取り組まれていました!

 

私も、意外とかなり悩む質問もたくさんありました。

皆さんは、特に「自分では丁寧に優しく伝えているつもりだけど、利用者の方からするとどうなのか…」という視点で悩まれていました。

「威圧的な態度、命令口調にならないようにしているか?」という質問も、

支援員の言い方、トーン、内容、性別、表情、うなずきが少ないこと…といったことが考えられますが、

利用者の方の受け止め方にも大きく左右されることがあります。

 

とても難しい問題です!

スタッフの方からは、様々な実体験の悩みがありました。

「利用者の方が無断で欠席された時、支援員の方から電話をすることがあります。

 

その時に、「どうして連絡をしてくれなかったのか?」を聞きたいのですが、それ自体に強い圧を感じてしまわないか?どう伝えるのが良いんだろう?と不安になる、ということが過去にありました」

 

「利用者の方に、自分から声をかけてもらう練習として、あえてこちらから声掛けをせず、様子見をしてみることがあります。

その後、あえて様子見していた理由と、これからどう成長してほしいかといった道筋もしっかり説明して伝えます。

 

この関わり方が虐待に当てはまるんだろうか?ととても悩みます。」

「作業の取り組み方に問題がある場合は、「一般の会社では、それだとお給料もらえないかもしれないよ」と伝えることがあります。

 

一般的な会社福祉ではないため、ユニバとは違って厳しいところもたくさんあります。

 

そもそも、「お給料はどうしてもらえるのか?」といったことを詳しく丁寧に説明しても、本人が理解することが難しく、忘れて抜け落ちてしまうことも多いです。

 

そのため、本人にとって「短く端的に、分かりやすく」伝えるとなると、結果的にきつく聞こえる言い方になってしまうように感じ、悩むことも多いです。」

「どこまでが適切な指導で、どこからが虐待になってしまうのか?」

とても難しい問いです。

自分が虐待を防止するために、

「自分は虐待してしまうかもしれない」という危機意識を常に持つことがとても大切だというお話がありました。

「私が虐待するはずがない!」という考え方がとても危ないものであるともお話がありました。

また、利用者への虐待防止には、職場の労働環境ストレスチェックといったこともとても大切です!

職員のストレスが極端にたまっていると、周囲にぶつけてしまう可能性も出てきます。

ボランティアや実習生の受け入れなど、外部にオープンであることも有効です。

外部の方の訪問は、虐待の予防だけでなく、早期発見につなげるためにも大切です!

ユニバはこれからも、利用者の方が安心して通所できるよう、

また、ご家族の方に安心していただけるよう、

今後も虐待の防止・早期発見に努めて参ります。

 

皆さんも、ユニバで何か気づいたことがあれば、ご意見をお寄せくださいね。