「家族の日」が開催されました!

梅雨ですが、あまり雨の降らない日が続いていますね!

 

6月21日(土)に、第3回目となる「家族の日」が行われました!

今回はその様子をお届けします!

「家族の日」とは?

「家族の日」は、昨年度から始まった取り組みです!

ユニバにご家族・キーパーソンの方に集まっていただき、プログラム見学交流会を行います!


利用者の方が就職を目指す上では、普段のご家族の方の関わり方にも大きな影響力があります。

ユニバ・利用者・ご家族の方が「就職に向けて、同じ方向を見て進んでいく」ために、「家族の日」は開催されています!

これまでの「家族の日」は、利用者の方のプレゼン発表が行われていましたが、今回は内容が大きく変わり、「模擬面接」が行われました!

 

ご家族・キーパーソンが見守る中、実際の面接のような形式で模擬面接を行うという、とても緊張感のある取り組みです!

 

面接に必要な履歴書も本番までに作成する必要があり、利用者の方も悩みながら作成していました!

時間の都合や、利用し始めて間もない利用者の方もいる関係で、模擬面接をしない方もいました。

その方たちは、「家族の日」のはじめに一人ずつ短いスピーチを行いました!

たくさんの人がいる中で、利用者の方が順番に、「今ユニバで頑張っている事」「将来目指したい仕事や目標」をスピーチされていました!

 

短いスピーチではありましたが、利用者の方の想いを聞いて胸を打たれた方も多かったのではないでしょうか?

模擬面接を始める前に、スタッフの中井さんから、面接の重要なポイントの解説がありました。

 

  1. 第一印象(挨拶、身だしなみの重要性)
  2. 質問の意図を理解して話す
  3. 「自分に出来ること」「必要な配慮」を前向きに伝える

障害の特性によっては、これらのことが難しい方もいます。

しかし練習を何度も重ね、どうしたら良いかを考えて対策し、今回の本番に臨みました!

 

トップバッターのAさん!

今回は農業のお仕事という想定で、模擬面接を行いました!

人懐っこく、誰とでも仲良くできるAさん。

 

「手先が不器用なところがある」と短所で伝えていましたが、

「ユニバで手先の訓練をして練習しています」

「農業の仕事に必要なカッターナイフを使う練習もしています」と前向きに伝えられていましたね!

 

 

模擬面接終了後の評価では、利用者の方から「いつもより声が出ていた」という評価がありました!

 

Aさんは、練習では早口になりがちで悩んでいたそうですが、本番ではしっかりと聞き取りやすいゆっくりとした話し方になっていて、キーパーソンの方も驚いていました!

続いてBさん!

Bさんも農業のお仕事を想定しています!

Bさんは普段からバスケをされているなど、とても体力があることが強みです!

 

面接でも、「体力があること、最後まであきらめずコツコツやれること」をアピールできていましたね!

 

人と話すのが苦手というBさん。

中井さんからも、「困ったときに自分から伝えられるようになれば、体力もあるし、とても大きな戦力になる」とお話がありました!

次はCさん!

Cさんは事務のお仕事という想定です!

Cさんは、スタッフからも、「手先が器用で、紙を折る作業もとても速く、パソコンも得意」と高い評価のある方です!

模擬面接でも、その長所をしっかり伝えられていました!

 

 

Cさんは施設外訓練が多く、面接練習に参加できない日もたくさんありました。

ですが、皆が帰った後、自主的に「練習したいです」とスタッフに伝え、何度も練習を繰り返していました!

 

はじめは練習でなかなか大きな声を出せなかったCさんでしたが、本番ではとても大きな声で伝えられていて、「努力の成果がすごく出ていましたね!」と中井さんも感激されていました!

次にDさん!

Dさんは、清掃のお仕事の想定です!

Dさんはかなり緊張されていて、言葉が出にくい場面もありました。

ですが最後まであきらめず挑戦されていて、次第にすらすらと伝えられるようになっていました!

 

Dさんは普段、障害者体育センターで清掃訓練をされているので、その経験をもとに志望動機をアピールできていました!

 

事前の練習では「服薬を忘れることはありますか?」という質問に対し、「飲み忘れたことが無いので、答え方に困ります…」という状態だったDさん。

本番では、「朝・夜のタイミングで確認し、飲み忘れが無いようにしています」としっかり伝えることができました!

続いてEさん!

二輪車の整備・販売のお仕事を想定しています!

過去に車やバイクでの配達、フォークリフトを使ったお仕事をされていた経験があるEさん。

「以前の職場で整備の大切さ、準備の必要性を感じて応募しました」とアピールできていました!

 

また、以前の会社の退職理由について、会社の悪口になってしまわないよう練習されていたそうで、本番では「自分が不調で不安定になっていったためです」と落ち着いて伝えられていました!

自分の印象にも関わる、とても大切なポイントですね。

 

見学していた方からは、

「緊張が伝わってきましたが、立て直していたのが良かったです」

「積極性が伝わりました」とコメントがありました!

最後に、FさんとGさん!

 

FさんとGさんは、実際に近いうちに病院の事務職の面接が控えている方です!

そのため、今回の模擬面接でも、その想定で行いました!

入退室時の礼も、とても丁寧にされていたFさん!

 

ユニバでは皆勤賞を8回取っていることから、休まず安定して働けることをアピールされていました!

 

また、病気についても質問される場面がありましたが、

「これまで服薬を一度も忘れたことがない」

「病気の症状が〇年間、全く出ずに過ごせている」といったことなども、具体的に伝えられていました!

面接官の方も安心できる伝え方ですね!

 

また、自分の特性や配慮事項なども、丁寧に伝えることができていました!

ラストのGさんは、誰よりも大きな声で挨拶し、面接に臨んでいました!

実際に病院の見学に行った際の経験ももとにお話されていて、好感が持てるアピールでしたね!

 

ずっと「介護系の仕事に携わりたい」とユニバで訓練されてきたGさん。

「祖母が介護でお世話になり、そこから人を助ける喜びを知り、病院に携わるお仕事がしたいと思いました」と、素敵な志望動機を伝えられていました!

 

 

見学していた方からは、「誠実で、腰も低く、やる気あふれる態度で、とても良い面接でした」とコメントがありました!

模擬面接をされた利用者の皆さん、本当にお疲れ様でした!

 

とても緊張されたと思いますが、将来的な面接でも、今回の経験が必ず役立つと思います!

ぜひ、自信を持ってくださいね!

 

模擬面接の後、簡単なワークを行いました!

ワークは、「間違いがいっぱいの履歴書を修正する」というものでした!

 

どこが間違っているか、分かりますか?

全部で20個ほどあります!

スタッフの中井さんが作成した問題でしたが、最初間違いが15個の予定が、皆さんの発見で20個程度ある事が判明しました!

にぎやかな雰囲気の中、皆さん一生懸命に探されていました!

皆さんはいくつ見つけられましたか?

 

▼答えはこちら!

午後はご家族とスタッフのみで、交流会を行いました!

それぞれの利用者の方の強みや、これからの支援の方針、就職先の候補などのお話がスタッフからありました。

 

また、利用者の方の、お家と事業所での姿の違いについてもお話がありました。

ご家族の方からすると、ずっと利用者の方をそばで見てきたこともあり、どちらかというと「病気の悪化が心配だから、利用者にあまり負担をかけてほしくない」という思いが強い方もいます。

 

ですが、事業所での利用者の方の様子を見ていると、「もっと力を伸ばしていける」ということが分かる方も多いです。

 

また一方で、「とにかく早く就職してほしい…」という思いが強い方もいます。

ご家族の方にもそれぞれの考え方があり、ユニバの考え方と完全に一致させるのは難しいところもあります。

 

ですが、利用者の方の混乱を軽減し、利用者の方が自身の力を伸ばしていくために、方向性を合わせていくことはとても重要になってきます!

 

 

事業所が必ず正しいわけでは無いということも考えています。

何が正解かはすぐに答えが出ない所も多いですが、これからもユニバはご家族の方とも一緒に悩みながら、前に進んでいきたいと考えています!

今回も「家族の日」も、たくさんのご家族の方にご参加いただきました!

本当にありがとうございました!

 

次回の「家族の日」も、約半年後に開催予定ですので、またぜひご参加いただけますと幸いです!