『市民社会研究所』設立20周年記念イベントが行われました!

暖かい日が続くようになってきましたね!

4月5日(土)に、『NPO法人 市民社会研究所設立20周年記念のつどい』というベントが行われ、ユニバの利用者の方も参加されました!

 

今回はその様子をお届けします!

今回のイベントは、プラトンホテル3階にある、ダイヤモンドホールという大きな会場を貸し切って行われました!

市民社会研究所は、ユニバーサル就労センターができるきっかけとなった組織です!

 

今回のイベントでは、その設立までの流れも紹介されました!

会場には、ユニバーサル就労センター・伊勢おやき本舗・トレーニングカフェ Sprout(スプラウト)のスタッフと訓練生が全員で集まりました!

 

他にも、四日市市議会議員の方や、市民社会研究所の設立・発展に関わってきた様々な組織の方が集い、100名を超える方が参加されていました!

また、ユニバの卒業生の方もたくさん来られていました!

 

最近卒業されたAさんも参加され、今のお仕事の様子などをスタッフの方と楽しそうにお話されていました!

 

Aさん以外にも、何名か懐かしい方と再会することができ、とても嬉しくなりました!

冒頭で、この日はなんと、市民社会研究所の代表である松井先生のお誕生日ということが明かされ、会場が盛り上がりました!

 

現四日市市長からも、あいさつとお祝いの言葉があり、とても豪華な開会あいさつでした!

イベントは、はじめに市民社会研究所の20周年の歩みについてのプレゼンが行われ、その後にお食事があり、紙芝居を含む余興が行われる、という流れで進みました!

はじめに、市民社会研究所の始まりについてのお話がありました。

 

2004年、伊賀県民局という場所で、松井先生(現代表)金さんと偶然出会い、市民社会研究所の設立に繋がりました!

 

パンフレットやスライドには、松井先生と金さんの当時の若い写真が掲載されていて、会場が盛り上がりました!

松井先生は、ダメなものに対して、きちんと「ダメ」と発言する金さんという存在に出会ったことで、市民が手をつないで、現代社会の様々な問題を解決していく団体を作ることにしたそうです。

 

この出来事が、イベントの最後に披露される歌の歌詞にも盛り込まれています!

市民社会には「光」「影」があり、市民社会研究所では「影」の部分を弱め、「光」強めていこうという考えがあります!

今では当たり前のように存在している市民社会研究所ですが、これまでに多くの苦労がありました!

誕生してすぐは、なかなか事務所を置くことができず、とても苦労されていたそうです。

 

四日市大学の一室に事務所を設立したいと思っていたものの、なかなか受け入れてもらえませんでした。

 

様々な方の協力・説得もあり、やっと四日市大学内の部屋に事務所を置くことが認められたそうです!

その後、北勢地域若者サポートステーションが設立されました。

 

サポステで就労支援をする中で、さらに違った方法で支援をしていく必要があると感じ、伊勢おやき本舗や、ユニバーサル就労センタートレーニングカフェSprout(スプラウト)といった組織も設立されていきました!

 

ユニバや姉妹組織は、市民社会研究所が無ければ生まれていなかったかもしれません

現在のユニバなどがある事務所は、もともとはサラ金ビルで、とても荒れた建物になっていたそうです。

その当時の様子のお話もあり、衝撃で会場がざわつきました

 

また、現在の伊勢おやき本舗も、岡田工務店さんに全面的に工事をしていただき、今のきれいな状態になったそうです。

とても貴重な写真です!

また、市民社会研究所の「2つの柱」についてもお話がありました!

 

第1の柱は「力強い市民社会づくり」、第2の柱は「働きにくさを抱える方の就労支援」です。

第1の柱となる「力強い市民社会づくり」としては、これまでに市民社会研究所が行ってきた様々な人権に関する取り組みについての発表がありました。

 

人権に関する研修・調査・学習会など、継続的に行ってきました。

また、NPO同士をつなぐ中間支援組織としての役割も市民社会研究所が担ってきました。

 

様々な社会課題の解決のために取り組んでいるNPO同士が、分野を超えてつながることで、より市民社会の「光」を強める目的があります!

最近行われた「四日市NPOまちづくりプレゼン大会」も、この取り組みに関係したイベントでした!

四日市NPOまちづくりプレゼン大会が行われました!(ゆにばブログ)

また、地域のつながりづくりも行ってきました!

 

最近では、「四日市居場所ネットワーク」というものができ、その取り組みとして「四日市居場所交流会」が行われていました!

四日市居場所交流会が行われました!(ゆにばブログ)

また、第2の柱は、ユニバの利用者の方にとっても馴染み深い、「就労支援」についてです!

市民社会研究所が、就労支援の事業を始めた理由について説明がありました!

 

はじめは、三重県からの要請もあって、北勢地域若者サポートステーションが設立されたことがきっかけだそうです!

また、実際にサポステを運営してみると、サポステの支援だけでは就職が難しい方も多く、そのような方を受け入れる事業所を立ち上げたそうです。

 

伊勢おやき本舗や、トレーニングカフェ Sprout(スプラウト)ユニバーサル就労センターと順番に設立されたそうです!

 

ユニバより、伊勢おやき本舗やスプラウトの方が先に設立されていたことに驚きました!

私も大学を出ましたが、病気もあって面接で落ち続け、就職ができないまま卒業したので、今の就労支援(ユニバ)があったことでとても助けられました!

 

このような就労支援制度ができはじめたのは、意外と最近だったことにも驚きました!

「働く」ことは基本的人権で、人間関係、お金、社会での居場所、誇りなど、「完全栄養」になるというお話もとても素敵だと感じました。

 

病気があっても働いていける支援や仕組みがあることで、病気や生きづらさを抱える方への希望にもなると感じました!

最後のスライドでは、市民社会研究所のこれからについての内容がありました。

 

特に「世代交代を進めて若い世代の方の感覚を大切にして取り組んでいきたい」という内容が印象的でした。

★今回のパワーポイント資料はこちらからご覧いただけます! (市民社会研究所のホームページに移動します)

市民社会研究所20周年 パワーポイント資料

第一幕が終わった後、昼食にビュッフェがふるまわれました!

とても美味しいお食事でしたね!

 

特にピラフは人気が高く、利用者の方たちもとても美味しそうに食べていました!

豪華なデザートもありましたね!

昼食後、ユニバの利用者の皆さんによる「東海道中膝栗毛」紙芝居の披露がありました!

これまで何度も練習されていた成果を発揮する時が、ついにやってきました!

 

練習の様子はこちら ➡紙芝居の練習をしています!(ゆにばブログ)

皆さんの緊張が、ステージから離れているスタッフの席にまで伝わってきました!

スタッフの方も「大丈夫かな」と緊張しながら見守っていました!

しかし、実際に紙芝居が始まると、利用者の方がとてもゆっくり落ち着いて読まれていたので、スタッフの方も驚いていました!

「大丈夫かな」から、「安心して聞ける」という感じに雰囲気がすぐに変わりました!

以前の練習では、和風の音楽が見つからず、苦労されていた利用者のBさん。

 

本番では、江戸時代の雰囲気にぴったり合う和風の音楽が、場面に合わせたタイミングで次々に流されていきました!

音楽を流すタイミングもかなり練習されたそうです!

やじさんときたさんのドタバタ劇が繰り広げられます!

お風呂の音などの効果音も、Bさんがとても上手に選んでつけてくださっていました!

やじさん(青色の着物)の役を務めるCさんは、読み方にとてもCさんらしい味わいがあり、よりお話が面白くなる読み方になっていました!

 

きたさん(黄緑色の着物)役のDさんは、少し淡々と冷静な感じで読んでいきます。

 

慌てたり、おどけたりするやじさんと、冷静で少しクールな感じのきたさんの対比が、とても良い感じになっています!

会場からも笑いの声が聞こえてきます!

前回のブログでご紹介した、「田舎者」の役を務める訓練生のEさん。(前回のブログでは「Aさん」になっています。)

 

Eさんは毎週のプログラムの練習時間だけでなく、自主的に松井先生や他のスタッフの方にお願いし、何度も練習を繰り返していました。

特に、怒りながら言うセリフの部分は、セリフが長いので、何度も練習されていました!

本番ではゆっくり大きな声で、感情が込められた読み方になっていて、練習の時と比べ、とても上達されていたので、私も驚きました!

スタッフの方も「すごい!」と感動されていました!

登場人物の役に当たらなかった利用者の方も、はじめと終わりのあいさつを落ち着いて読まれていました!

これまでに何度も練習された成果が大きく現れた紙芝居でした!

皆さん、本当にお疲れ様でした!

紙芝居の後、ユニバのスタッフの中井さんが、「想いの旅路」という歌を披露されました!

普段、スタッフの方の歌を聴く機会は無いので、驚いた利用者の方も多かったのではないでしょうか?

 

語りかけるような優しい歌い方が、歌詞にぴったりでしたね!

松井先生が作詞を担当され、市民社会研究所が設立されるまでの流れや、これからのことなどの想いが込められた歌になっています。

 

CDはこれから収録があるそうで、まだ販売はされていません。

CDの販売が楽しみですね!

また、松井先生の教え子である、鈴木さんという方が「取り残さない だれ一人」という歌を披露されました!

この歌は、ゆっくりとしたテンポで、伸ばす音が多い曲ですが、鈴木さんのまっすぐで澄んだ歌声ととても相性が良く、優しい歌詞と一緒に心に響いてきます!

CDで聴いたことはありましたが、今回初めて生で歌を聴けたので、感動しました!

 

こちらも松井先生が作詞された曲となっています!

市民社会研究所の想いが込められた歌詞になっています!

★市民社会研究所の設立者の一人で、プロの歌手でもある金さんが歌っているバージョンがYoutubeで聴けます!

また、イベントの最後のあいさつで、最近サポステを退職されたばかりの森さんに、「市民社会研究所の相談役」の任命書がサプライズ授与されました!

 

森さんは10年以上、市民社会研究所や、サポステで大きな力になっていただいた方です。

3月に退職されましたが、相談役として、これからもお力になってください!と、市民社会研究所から直接お願いされました!

突然の任命で驚かれていた森さんでしたが、笑顔で任命書を受け取ってみえました!

今回のイベントで、市民社会研究所の設立までの様々な困難や、ユニバができるまでの過程を知り、これまでとても多くの方が関わり協力されていたことが分かりました。

 

市民社会研究所や、ユニバーサル就労センターが今あることは、当たり前のことではないのだと感じました!

私も、これからも、市民社会研究所やユニバーサル就労センターの魅力をもっと伝えていけるよう、頑張っていきたいと思います!

 

今回は素敵な記念の会にご招待いただき、ありがとうございました!