
6月11日、「感情と行動について考えよう」という研修が行われました。まず二組5人ずつに分かれ、グループ毎に「嘘を言う」という行動はどういう感情から来るのか出し合い、お互いのグループを見比べます。

(もう一グループは撮影に失敗しました)
私が面白いと思ったのは、「相手の心理を知りたい」
相手を試すためにあえて嘘を付いてみるということです。
あとは、「嘘を言ったから」
これは、嘘をついてしまったため、嘘を続けざるを得ない状況です。
嘘も積極的嘘から自分を守るための嘘、攻撃的なものから優しい嘘まで、様々ですね。
日本では嘘は絶対ついてはならないものだという風潮がありますが、一概には言えないと思います。
支援においては、嘘を言ったことに対して、どうして?と聞く余裕のようなものが必要であると言えます。
次のグループワークは淋しいという感情を持った時、人はどういう行動を取るのかというものです。
ここでも様々な意見が出されました。
成果としては、人には思いもよらない行動パターン、思考パターンがあり、千差万別であることの再認識。支援においては、支援員は利用者の行動を見た時、背景を考える必要があり、一見問題行動でも、本人にとっては適応行動である場合がある可能性を考慮する必要性があるということを学びました。