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研修:虐待について考えてみよう

 本日は虐待についての研修が行われました。研修前は自分とは程遠いことだと思っており、研修中も眠気が少し出るほど、興味を持てなかったのですが、小さな出来事(事例)というテーマで目が覚めました。虐待は小さな出来事からエスカレートして起こる場合が多く、誰しも虐待の可能性があること。

 事例としては、「Lさんは、居室だけではなく廊下でも裸になってしまいます。服を着なさいと言っても言うことを聞きません。最近では「風邪ひきますよ」と声をかけるだけです。」という事例がありました。これだけでは虐待には当たりませんが、かすかにグレーゾーンの臭いがしますね。ネグレクト(放置)という虐待の一種へ発展する可能性があります。

 このような事例が20個あり、それについて、どうすべきなのか、どういう心構えを持つべきかについて話し合いました。非常に有意義な時間で、ヒートアップしてしまい、研修の時間をオーバーするまでになりました。

 虐待の目は誰にでもあることを自覚し、判断を自分だけでせず、人に相談すること(風通しを良くすること)で、虐待の可能性が減らせることを学びました。