9月の職員研修を行いました!

9月中旬ですが、猛暑が変わらず続いていますね!

 

9月11日(木)の午後、職員研修を行いました!

ユニバ(就労移行支援)、スプラウト・伊勢おやき本舗(就労継続支援B型)の支援員が集まりました。

 

今回は、「今、支援するうえで悩んでいること」を主に話し合いました!

ユニバ(就労移行支援)の中井さんからは、利用者の方を就労に結びつけるまでの難しさについてお話がありました。

 

最近は、

  • 「就職に向けて、丁寧な段取りでの支援をするのが難しくなっていること」
  • 「障害者雇用でも、面接が厳しいものになっている現実」

について、特に悩まれているそうです。

中井さんは、これまで何度も利用者の面接同行・就労支援を行ってきました。

 

良い内容の求人があった場合、利用者の方に紹介し、企業見学や面接の準備に進んでいきます。

 

 

ですが、本人に合った求人が急に出ることも多く、その場合、面接まで時間が無く、とても短い期間で一気に進めることになってしまいます。

 

 

このように、利用者の方が、就職に向けてゆっくりと準備できる時間がほとんどないことが多いのも実情です。

利用者の中には、応募が決まることで、先の見通しや就職への自覚ができ、そこからめざましい成長がみられる方もいます。

ですが、企業は「今、戦力として仕上がっている人」を求めています。

企業からすると、「安定している期間がまだ短いけど…採用して大丈夫かな?」という印象になります。

 

直近に同行した面接では、ごまかそうとしても、本当のことを問われる場面もあったそうです。

 

 

「応募が決まってから本格的に頑張るのでは、遅いんだ」という現実を突きつけられたそうです。

また、面接で、質問の意味の理解が難しく、面接問答の練習で話した「決まった文章」をそのままよく分からず話してしまう方もいます。

普段、ユニバでは、意味が分かるまで支援員が何度も聞いたり確認することができますが、面接では何度もそのように聞いてもらうことは難しいです。

 

障害の特性によって、障害者雇用の面接であっても、高い壁があることが分かります。

ユニバでは、自分で話の内容を整理する力をつけるため、普段からメモをとるように何度も伝えていますが、それでも難しい利用者の方もいます。

また仮に面接が通って就職が決まったとしても、仕事が合わずに半年以内に辞めてしまっては、利用者本人も辛い思いをしますし、企業からの印象も良くありません。

「最低でも、雇用保険に入って1年間勤務できれば、お仕事をやめたとしても、失業保険をいただきながら、再度就職活動を頑張ることもできます。

 

なるべく長く働けるところに利用者を送り出したいという気持ちはあるのですが…。」と中井さん。

このように、本格的な面接の時期は大きなプレッシャーとなり、利用者本人はとても苦しい状態になります。

 

そんな時に、どう支えると良いんだろう?という話し合いになりました。

伊勢おやき本舗の清水さんからは、

 

「私の場合、まず利用者本人とよく話をします。

 

自分も苦しくて落ち込んでいた時期があったけど、こんな風に乗り越えたということ、そして〇〇さんならどんな風に乗り越えていけそうか?ということを、ゆっくりと話し合って決めていきます。

辛い時期には、利用者も共感してもらうことを求めていると思うので、どうしたらいいか一緒に考えるようにしています。」

とのことでした。

製造スタッフには、清水さんと藤川さんがいらっしゃいますが、

真面目で繊細な清水さんに対して、藤川さんはとてもおおらかでフレンドリーな方です。

 

 

利用者にも、様々なタイプの方がいるので、清水さんと藤川さんのどちらの方がより良い支え方ができるか?状況によっても見極めながら対応されているそうです!

 

 

タイプが全然異なるおふたりですが、とても素敵な支援の仕方になっていますね!

また、利用者の、人との距離感についての課題のお話もありました。

伊勢おやき本舗の藤川さんからは、

「ここは福祉事業所なので、指導員と利用者が和気あいあいと作業することもできます。

 

ですが、実際の企業では、真面目にやらないといけないのが基本です。

色々な段階の利用者がいる中で、距離感が分からず、友達のように接してくる方もいます。」

 

とお話がありました。

 

 

本人が何を考えてそうしているのかなど、とても悩むそうです。

施設長の松井さんからは、

 

「やっぱり、実際に企業で働くことを想定すると、良くないことはしっかりと「ダメ」と伝えることも大切です。

 

ただ、人によって段階は様々です。

その人に合った方法で、それぞれ対応していく必要がありますね。」

 

「また、就職に対しての自覚・責任感の持ちづらさについては、以前の「スーツデー(※詳しくはこちら!)」のように、時々緊張感・臨場感のある日を増やしていくことも考えています。

 

福祉事業所としての良さが消えない範囲で、より良い方法を考えていきたいですね。」

病気を抱えながらの就労は、とても難しいところも多いです。

ですが、これまでにもたくさんの方がユニバから就労し、半年以上安定して働けている方もたくさんいらっしゃいます!

 

ユニバは就職後も、「就労定着支援」という支援を行っていて、卒業後もしっかりとサポートを受けられます!

 

一緒に悩みながら、就職に向けて進んでいきましょう!!