「アビリンピックみえ」が行われました!

各地でとても早い梅雨明けが始まっていますね!

 

6月28日(土)に、ポリテクセンター三重で『アビリンピックみえ』が行われ、ユニバの利用者の方2名が出場しました!

ユニバのスタッフと、利用者の方も応援に駆けつけました!

アビリンピックとは?

アビリンピックとは、JEED(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構)が実施している『全国障害者技能競技大会』です。
障害を持つ方が、普段お仕事をされている中で身に付けてきた技能を競います!

※大会への参加には、お仕事の経験は必須ではありません!障害者手帳を持っていれば誰でも参加できます!

アビリンピックには、様々な競技がありますが、今回ユニバからは「オフィスアシスタント」の競技に2名が出場しました!

おふたりとも、1ヶ月以上前から何度も自主的に練習を繰り返してきました!

 

練習の様子はこちら!➡アビリンピックに向けて練習をしています!(ゆにばブログ)

「オフィスアシスタント」では2種類の課題が行われます!

ひとつは「発送準備」課題です。

 

大きな書類は折り、たくさんの書類を決まった順に並べ、封筒に入れ、宛名シールを貼っていく作業です。

 

これだけ聞くと簡単そうに思えるかもしれませんが、書類の中には印刷ミスがあるものがわざと混ぜられているので、それを入れないよう注意しないといけません!

オフィスアシスタントの行われている部屋に入ると、さっそくAさんBさんが競技に臨まれていました!

Aさんは競技監督が目の前にいる席、Bさんは見学者が入ってくる扉の一番近くの席という、どちらも大きくプレッシャーのかかる席となっていました!

おふたりとも、座席の位置にとても戸惑われたそうです。

 

しかしAさんは、

「大変な席になってしまったけど、『自分のペースでやるしかない!』と思って、焦らず自分のペースで進めることを意識しました。」

と後に語られていました。

また、この「発送準備」の課題は、今年は全国大会をより意識した内容に変更されたそうで、「これまでに比べて大幅に難易度が上がった」と、競技後に審査員の方から説明がありました!

 

競技を終えた方は、手を挙げて伝えるというルールになっていましたが、「発送準備」の課題は誰も時間内に終えられていませんでした。

それだけ、難易度が大きく上がっていたのだと感じました!

Bさんは「戸惑うところもありましたが、どの作業からしていくと良いか、自分に合ったやり方を考えながら進めました。」と語られていました!

休憩をはさみ、次は「郵便物仕分け」の課題です!

「郵便物仕分け」は、封筒に書かれた宛名を、名簿を見ながら部署ごとに分けていく作業です!

 

中には名前が名簿に無いものもあり、その場合「不明」として仕分ける必要があります!

Aさんは座りながら、Bさんは時々立ちながらという、やりやすい方法で取り組まれていました!

こちらは平年通りの難易度だったようで、AさんもBさんもとても落ち着いて取り組まれていました!

競技終了後、AさんとBさんは大会参加の特典としてお弁当が用意されていて、お昼ご飯を食べに向かわれました!

 

おふたりとも、本当にお疲れ様でした!

「アビリンピックみえ」では、オフィスアシスタント以外にも様々な競技が行われていました。

ユニバの利用者の皆さんも、様々な競技を見て回っていました!

それぞれ簡単にご紹介します!

●パソコン表計算

Excelで、数値を打ち込みながら表を作成されていました!

静かな空間にキーボードの音だけが響いていて、とても緊張感がありました!

●パソコン文書作成


Wordを使って、長い文章を集中して打ち込んでいました!

去年、ユニバの利用者の方が1名この競技に参加されていたので、懐かしいなと思いながら見学させていただきました!

●電子機器組立


見本のような電子機器を組み立てる課題です!難しそうですね!

今回、こちらの競技には耳の不自由な方が数名参加されていたようで、大会スタッフの方が手話で対応しているところを見ることができ、印象深かったです!

●喫茶サービス

接客から後片付けまで、一通りの対応をこなす競技です!

全国大会では、お客様が食器類を床に落としてしまうハプニングなどもあるそうで、急な出来事への臨機応変な対応が求められるそうです!

●ビルクリーニング

掃除機などを使った清掃だけでなく、「始めます」「失礼します」「終わりました」といった挨拶も行う必要があります!

また、掃除も決まった動きや手順を守る必要があり、普段清掃のお仕事をされている方でも、いつもと違って難しく感じることも多いそうです!

●製品パッキング


見本のような、四角い箱型のものを組み立てていく競技です!

競技されている方の机に、たくさんの白い箱がつまれていますね!

 

外側から見るとシンプルな四角い箱ですが、実は中には緩衝材というものも組み立てて入れる必要があり、かなり複雑な組み立てが必要になります!

今回は三重県の地方大会ということもあって、競技も7種類のみになっています。

 

全国大会では、他にも「パソコン組立」「フラワーアレンジメント」「ネイル施術」「写真撮影」といったような競技もあり、全部で25種目あるそうです!

また全国大会で優秀な成績を残すと、今度は「国際大会」にも出場できるそうです!

次は2027年にフィンランドで行われるそうです。

こちらでは42種目の競技を予定されているそうです。

 

アビリンピックの規模の大きさに驚きますね!!

AさんとBさんは、アビリンピックに出場してみて、

 

Aさん「『働くこと』がどんなことなのか、大会に参加したことで見えてきたものがありました。」

 

Bさん「もともと事務職を希望していましたが、『事務職を目指してみたい!』という気持ちがもっと強くなりました!」

 

と、とても良い経験になったことを語られていました!

三重県の地方大会といっても、毎年のように大企業で実際に働いている障害者の方が参加されているそうで、とてもレベルの高い大会となっています!

 

他の出場者が今お仕事をされている方ばかりの中で、今回就労移行支援事業所から参加されたAさんとBさんは、とても大きな勇気が必要だったと思います!

プレッシャーのかかる座席の位置になったりと大変なこともありましたが、おふたりとも慌てず落ち着いて自分なりに対応されていて、スタッフの方も感激されていました!

 

Aさん、Bさん、本当にお疲れさまでした!

「アビリンピックみえ」は毎年開催されていますので、気になった方は来年ぜひ参加してみてくださいね!